2019年から光合成細菌(PSB)の培養に挑戦している、ひろしゃん(@自己紹介)です。
冬場に、20リットルのビニールバックで作った光合成細菌は、色もそれなりに赤くて、臭いもキツかったので、光合成細菌(PSB)の培養に成功していたはずなんですが、培養していた時期が冬ということもあり、
メダカの針子がいない状況で、光合成細菌を使えない日が続いて、
約3ヶ月
赤色を通り越して、緑色の液体になってしまいました( ̄▽︎ ̄;)
光合成細菌(PSB)が赤くならないのは、培養失敗なのか??
光合成細菌(PSB)を培養する3つのポイント
今回、ひろしゃん(@自己紹介)が、光合成細菌(PSB)の培養に失敗した大きな理由は、
なんですが、そもそも、
光合成細菌(PSB)を培養しても赤くならない
という、失敗もありますよね…。
光合成細菌(PSB)を培養するのに、大切なポイントやコツとして言われているのは
- エサと、水と、光合成細菌の割合
- 太陽光と温度
ココまでをしっかり守れば、確かに、2週間から3週間ぐらいで、光合成細菌は増えます
が、
光合成細菌(PSB)を培養するポイントとして
- 光合成細菌(PSB)の色
- ペットボトル内の空気
- 臭い
あと3つだけ、気を付けてみると、もう少し上手く培養できるかもしれませんよ(๑´∀︎`๑)
「PSB」という名称ですが、株式会社サンミューズさんの登録商標です。この記事では、光合成細菌の説明をしやすくするため、より多くの方に馴染みのある、「PSB」という名前を使っております。
①PSB(光合成細菌)の色
ところで、そもそも
なぜ、光合成細菌は赤いのか?
って、思いませんか?
もちろん、赤色をしていない、光合成細菌を、ひろしゃんも、見かけたことがないので、
光合成細菌=赤くなる
と思っていましたが、実は、光合成細菌の色は、エサの成分によるところが関係していて、
色が濃いから、光合成細菌が多い。とか、光合成細菌がいる。ということは、関係ないみたいです( ̄▽︎ ̄;)
(あくまで、ひろしゃんが集めた知識ですが…。)
なので、あくまでも、
光合成細菌(PSB)を培養した時よりも、赤くなっていれば、光合成細菌が増えてきてる可能性がある
だけということを、頭の片隅に置いておいて、
色が赤くならないから、光合成細菌(PSB)の培養に失敗した。と、判断しないこと
が、ポイントになります。
- 光合成細菌(PSB)の色が赤いからといって、PSB(光合成細菌)の培養に成功しているとは限らない。
- PSB(光合成細菌)の色に騙されないこと。
②光合成細菌(PSB)培養中の容器内の空気
光合成細菌を培養するとき、容器内の空気をしっかり抜いて、フタを閉めたつもりでも、実は、
空気がうまく抜けないことってありませんか?( ̄▽︎ ̄;)
ですが、
写真ぐらいの空気なら、入っていても全然大丈夫です。
なぜか?というと
光合成細菌を培養開始から、温め続けると、日を追うごとに、ペットボトルが膨張してきて、培養時に、あれほど頑張って抜こうとしていた気泡が
自然になくなってきます(๑•̀ㅂ•́)و✧︎
なぜ気泡がなくなるのか?は、よく分かりませんが、気泡がなくなった、培養中のペットボトル容器のフタを開けると、
光合成細菌特有の強烈な臭いがします。
しかし、
2週間を過ぎて、長期間放置すると、今度は、培養中になかったはずの空気が発生し、光合成細菌の臭いは、無くなります。
そう考えると、培養中の容器内の、気泡がなくなると、
の合図かもしれません´ ³`°) ♬︎*.:*
- 光合成細菌(PSB)培養中の容器内の空気は、多少入っていても問題なし。
- 2週間経過を目安に、容器内の空気を確認すること。
③PSB(光合成細菌)は、臭い。
2週間を目安に光合成細菌(PSB)を培養するときは、培養後、1週間経過したときに、培養中のフタを開けてみると、光合成細菌が増えてきていると、
強烈な異臭がします
反対に、
強烈な異臭がしない。場合は、光合成細菌が増えていない。
可能性が高くなります。聞くところによると、
光合成細菌が増えてるとき
と、
光合成細菌が増えきった後
では、臭いが、違うみたいですけどね(p´Д`;)
ひろしゃんには、その違いは分かりませんでしたが…。
光合成細菌(PSB)の培養に成功していると、必ず異臭がするので、培養後2週間を目安に、匂いを確認する。
光合成細菌の作り方のおさらい
ここまで、いろいろと書いてきましたが、やっぱり、
赤くならないけど、匂いがキツイ光合成細菌なんて、作れた経験がありません
ので、改めて、1.5Lのペットボトル容器を使って、2週間で光合成細菌(PSB)を培養する作り方を紹介しますね(๑•̀ㅁ•́๑)✧︎
光合成細菌のエサ
まず、光合成細菌(PSB)を培養するのに、準備するのは、光合成細菌のエサ。これは、
を使います
光合成細菌(PSB)を培養するのに必要なエビオス錠は、
培養予定の光合成細菌の総量300mlに対して、
エビオス錠1錠
なので、今回作る量が1,500mlなので
5錠
おまけで、1錠増やしておきました。
さらに、エビオス錠だけでなく、多分、光合成細菌が増える効果があるかな?と、思う、牡蠣殻を砕いた粉もブレンドして、光合成細菌のエサとしてみました。
水と光合成細菌の割合
水と光合成細菌割合は、
水4に対し、光合成細菌1
の割合で準備します。
光合成細菌の作り方
水道水 | 1,200ml |
光合成細菌 | 300ml |
光合成細菌の量が少ないと、光合成細菌が増えるのに時間がかかるので注意
光合成細菌(PSB)の培養が、上手くできないときは、この割合を
1:1
にしてみるのもイイと思います。
光合成細菌(PSB)の培養には、お湯を使う
水道水と、光合成細菌(PSB)を規定量準備したら、1,500mlのペットボトル容器に、水ではなく
40℃程度のお湯
を入れ、光合成細菌のエサ(エビオス錠)を入れて溶かしておく
そこに、光合成細菌300mlを入れて
再び空気が入らなくなるまで、お湯を足して
フタを閉めて終了(*´▽︎`*p♡︎q
こうすると、上手くいく確率がぐーーんと上がります。
光合成細菌のセット後
- 光合成細菌のエサ
- お湯
- 元になる光合成細菌
を混ぜ合わせ、セットが終わったペットボトルは、
必ず、日が当たる場所で、温める。
冬場に光合成細菌を培養した経験からすると、
外気温が10℃では、低いかな。外気温が、20℃以上続く日があれば、ギリギリ大丈夫かな
目安としては、光合成細菌を培養中のペットボトル容器を触ったとき
温かいかな?と感じる程度の環境が理想的。
その状態で、2週間ほど経過すると
完成です。
1,500mlの光合成細菌を培養する場合
- エビオス錠を、5錠
- 40度のお湯を、1,200ml
- 光合成細菌を、300ml
光合成細菌の培養に自信がない場合、光合成細菌の量を、300mlから、増やすことで、培養しやすくなります。
まとめ
光合成細菌(PSB)を培養しても赤くならない。
ときですが、実は、培養方法に、そんなに問題があるわけではなくて、
もう、完成してるのか?
まだ、完成してないのか?
この判断が、とても難しいのかなと思います。
なぜなら、光合成細菌は、
培養中の容器内で、無限に増え続ける訳ではなく、一定の数の光合成細菌を、維持しているため、最初に仕込んだエサを食べ尽くすと、光合成細菌も数を減らし、最後はいなくなる。
そうです。
そう考えると、ひろしゃんが培養した光合成細菌(PSB)が、
なかなか、赤くならないなぁ
という理由で、3か月間放置した結果、緑色に変化したのも、うなずけます。
まずは、光合成細菌=赤いということを、
忘れて
光合成細菌(PSB)の培養後2週間をメドに、フタを開け、
光合成細菌の匂いを確認してみる
強烈な臭いがすれば、光合成細菌の完成です(๑•̀ㅁ•́๑)✧︎
皆さんのメダカ飼育&光合成細菌培養の参考になれば幸いです(๑•̀ㅂ•́)و✧︎
光合成細菌(PSB)の保管方法
使い始めた光合成細菌は、直射日光に当てず、なるべく涼しい場所で保管し、短期間のうちに使わないと、光合成細菌がいなくなります。
2019年の1年間、光合成細菌を培養して、メダカの針子のエサに与えてきましたが、エサとして、針子を増やす効果よりも
飼育水が痛んで、針子の数が減る
ことのほうが、多くなったため、2020年以降、光合成細菌をメダカの針子に与えることは、止めました。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんは!
グリーンウォーターが茶色になった場合って水換えは全換えした方がいいんですか?
よかったら奥様に聞いてください…
あと天気予報で、平均梅雨明けは7月21日までらしいですが、今年の予測はそれより長くなるみたいです(TT)
梅雨の時期のひろしゃんさん達は対策などありますか?
尾張のたーさん。 コメントありがとうございます(๑´∀︎`๑)
早速質問について奥様に聞いてみましたよ(๑•̀ㅂ•́)و✧︎
●グリーンウォーターが茶色になった場合って水換えは全換えした方がいいんですか?
全換えでオッケーです。
●梅雨の時期のひろしゃんさん達は対策などありますか?
我が家のメダカ飼育容器は、一つ一つが小さくて、水量が少ないから、雨水が入って水質変化を防ぐために雨の日は必ず蓋をして、
エサの量も天気のいい日に比べてかなり少なめにしてます。
そうそう、
梅雨時期のメダカをガサガサすると、とても叱られるひろしゃん。なるべく、網入れないように注意してます( ̄▽︎ ̄;)
なるほど、さすがひろしゃん細かい仕事をしてますね。
わたしのは、エビオスの量が少なかったみたい。
参考になりました。
ありがとうございます。
HOBOさん。 いつもコメントありがとうございます(๑´∀︎`๑)
仕込んだ光合成細菌を初期段階で温めることが出来れば、14日〜20日で出来上がってます。
ただ、電子顕微鏡がないので、光合成細菌がいるのかどうかは分かりませんが( ̄▽︎ ̄;)
いるんだ!
という気持ちで、奥様に使うように言ってはいますが、効果のほどは…(;・∀︎・)