奥様が、メダカの飼育を始めてから約3年が経過しました。その間に、春先の採卵も、夏場の暑さ対策も、冬場の寒さ対策も、それなりに経験してきましたが、
いよいよ、エアレーションというワードがこのブログに登場してしまいした。。。
エアレーションとは
そもそも、水槽での魚飼育をはじめ、虫も触れないひろしゃんが、エアレーションなんてワードを聞いたら、

ブクブクしてるやつでしょ。
となって終わってしまうので、エアレーションについて調べてみると、
意外にも、ひろしゃんの答えで正解でした…。まさに、あのブクブクしてる行為が、エアレーションなんですね~
▼水槽でのエアレーション
我が家の水槽で使っているエアーポンプで説明すると、水の中で、エアーポンプなどを使って外から空気を送ると、ブクブクとなりますよね、そのブクブクした泡が水面まで到達して、水面を揺らす事で、
空気と水面が触れる表面積が増えて、水槽内に酸素を効率良く溶かす事ができるようです。
水槽内の水に酸素がたくさん溶け込んでいるとしたら、魚たちは、元気に早く大きくなりますよね。
また、ブクブクとすることで、水槽内の水が、ほどよく混ざるため、水流が生まれ、よどんだ場所が少なくなることで、飼育水が安定する効果があるようです。
さらに、飼育水にたくさんの酸素が取り込まれているという事は、水生植物を飼育する上でもメリットがあり、バクテリアも増えて水質が安定するため、魚を飼育する場合は、大抵、エアレーションするようです。
エアレーションの種類
では、我が家の120cm水槽で使っているエアレーション設備を見てみると…
このタイプは、ブクブクと泡をだして酸素を水に溶け込ますエアレーションとは違い、水槽内の水を一度吸い上げて、水槽上部で水をろ過した後、水槽に水を戻す


メダカを水槽で飼育している場合は、ポンプを使って水を持ち上げてろ過してから、水面に戻す。タイプのエアレーションでも問題ないと思いますが、ほとんどの場合、
プラ箱などの飼育容器を使って、メダカを飼育するので、
メダカにエアレーションをする方法は、エアーの出口に、エアーストーンを取り付けて、飼育容器内に沈めて使うのが、一般的だと思います。




メダカにエアレーションしない3つの理由とは?
では、これまで、奥様が、メダカの飼育容器にエアレーションしていなかった理由ですが、
- メダカの飼育にエアレーションは必要ないと聞いた
- エアレーションしなくても、ここまでメダカ飼育ができた
- そもそも、エアレーションできる機械を持っていない
主に、この3つだと思います。
①メダカ飼育に、エアレーションはいらない?
メダカは、水流のほとんどない田んぼなどに生息しているため、
水流があると、余計な体力を使うから、エアレーションは必要ないみたいなこと、聞いたことありませんか??
奥様も当然、そういう情報を聞いたことがあったため、メダカの飼育に、エアレーションは必要ない。と考えていたようですが、エアレーションしないメダカの飼育容器は、夏場になるとすぐに、藻やコケが育ってしまい、グリーンウォーターになってしまいます。
エアレーションなしの飼育容器”
グリーンウォーターで多くのメダカを飼育すると、メダカが酸欠になるため、定期的に飼育水を交換するのですが、結局、この水替え(水換え)をすることで、
メダカを弱らせたり、数を減らしていることも多い。
と、話す奥様。
そう考えると、過度なエアレーションは、メダカを弱らせるかもしれませんが、エアレショーンできるのであれば、水槽で飼育する魚と同じように、
メダカの飼育でも、エアレーションをしたほうが良さそうです。
エアレーションをすることで、飼育水がグリーンウォーターになりにくくなって、水換えの回数が減る。
②エアレーションが無くても飼育できた
実際、メダカにエアレーションしなくても、この3年近く、メダカの飼育を続けて来れたんですよね~。
但し、さっきも書いたように、メダカの飼育水が、太陽光に長い時間当たることで、グリーンウォーターにすぐ変化してしまうので
メダカ飼育=メダカの水替え(水換え)
みたいになるのは、間違いないです。
メダカ飼育を始めた頃は、グリーンウォーターにならないように、赤玉土を敷いたりして、水質の保全をしていましたが、
グリーンウォーター対策




我が家のメダカ飼育容器の数は、2018年8月時点で


約30個!!
この数のメダカの飼育容器が、太陽光に当たるたびに、グリーンウォーターに変化して、水質悪化につながっていくので、夏場など、メダカシーズンのほとんどが
グリーンウォーター対策と、水替え作業をしないといけないと考えたら…。
ゾッとしませんか?
メダカを飼育する容器が増えると、水換えする回数も増える。けど、エアレーションをすれば、少しだけ、水換えの回数が減ります。
エアレーションするためのブロワーがなかった
でもね。結局は、エアレーションする機械が、なかったんです。水槽飼育で使うような、濾過機と一体化したタイプのエアーポンプ
なら、余っていたんだけど、このタイプは水槽飼育のエアレーションなので、
プラ箱などを使って飼育するメダカの場合、それぞれの飼育容器へエアーを送り込むためのエアレーション設備を整えようとすると、浄化槽などにエアーを送るときに使うポンプ、
が、必要になるんですが、手元になかったし、購入するのも、予算オーバーだったんです。。。
メダカにエアレーションをしようとすると、浄化槽用のブロアーがあると、便利。
ブロアーを使って、エアレーションしよう
浄化槽用のブロアーでエアレーションする
メダカにエアレーションしたくても、エアーを送るブロアーという機械をもっていない奥様だったので、これまで、メダカにエアレーションをすることが出来なかったのですが、
奥様の前に、なんと
実は、メダカにエアレーションをする為に、ブロアーを購入した訳ではなくて…。メダカ友達に、中古品のブロアーを頂いてしまいました。
本当にありがとうございます(>∀<人)
エアレーション設備の自作開始



ブロワーもあるんだし、エアレーション設備作ってよ
ということで、ひろしゃん、
2018年以降、メダカの飼育場に、エアレーションのDIY(自主製作)始めて、これまでに作った、メダカのエアレーション作りの記事をまとめました。
是非、皆様のエアレーション作りの参考にしていただければ、嬉しく感じます。
一方コック付き塩ビパイプを作る
ブロワーから送られてくるエアーを、それぞれの飼育容器に分岐するときに必要になるのが、一方コック。
一方コックを塩ビパイプに、たくさん取付しておけば、エアーの取り出しが、楽になるため自作しました。






エアーを飼育容器に分岐する、分岐管は吐出口が20個あるもので、約4,000円しますが、一方コックを購入して、塩ビパイプに自分で取り付けると、半額くらいで、作れます。
エアレーションの配管をする
ブロワーから送るエアー(空気)は、塩ビパイプを使って、それぞれの飼育容器へ運ぶことにしました。








メインの配管をビニールチューブにしたこともありましたが、安定してエアーを送るのであれば、塩ビパイプを使って作るのが1番です。
エアレーションのトラブル
飼育容器から、水が逆流したり、エアーが出なかったりと、色々なトラブルが発生。
四苦八苦しながら、自作してます。






エアレーションは、エアーの送り方が全て。ただ、エアーを送るだけでは、まだまだ、甘い。
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