ゾウリムシの作り方は、寝る前にシェイク!
2018年の春頃から、ゾウリムシを作りだして、メダカのエサに使っている奥様。メダカの飼育を始めた、2015年は、全く取り入れていなかったのに、
なぜ、ゾウリムシを増やして、メダカのエサにしているのか?
というよりも、

ゾウリムシってなに??
となってる、ひろしゃん(@自己紹介)です(;・∀︎・)ハッ?
早速、奥様が培養し始めた、ゾウリムシについて調べてみたんですが、とっても難しい説明が、ぞろぞろと出てきてしまう…。その説明文を、ものすごく簡単にまとめると、
食物連鎖でいうところ、メダカの針子(赤ちゃん)が食べるエサの位置に存在している微生物で、自然界だと、田んぼ、沼、池など、流れの少ないところに生息しているようで、条件が揃った環境だと、無性生殖による分裂で、どんどん数を増やしていける微生物。
それが、ゾウリムシ(*≧︎∇︎≦︎)
詳しく、知りたいかたは、ゾウリムシでGoogle検索してみて下さい…。きっと、ひろしゃんと同じ答えになると思います( ̄▽︎ ̄;)
ゾウリムシについて、簡単すぎるくらいにまとめましたが、大切なのは、
ゾウリムシは、条件が揃った環境だと、分裂でどんどん数が増えて、メダカの稚魚や針子のエサになる。
ということです。
で、そのゾウリムシを増やす環境作りが、簡単に作れちゃうんですよ*ˊᵕˋ)੭
だから、2018年春から我が家の室内は、こんな感じ
培養中のゾウリムシ
Σ( ̄[] ̄;)!ホエー!!



メダカの成魚には、少し物足りないエサだけど、メダカの稚魚、針子には、抜群に効果があるんだよ〜
準備するもの
- 種水となるゾウリムシ
- エビオス錠
- ペットボトル
- 水
まずは、
種、(元)となるゾウリムシ。
を入手するのですが、奥様は、メダカ屋さんで、1,000円前後で購入したゾウリムシを、2年間ぐらい、
ずーーーっと、増やし続けています。最初は、「メダカのエサに1,000円かぁ」と思いつつも、ゾウリムシを作るコツを掴んで、どんどん増やしていくと、結果、かなり割安になるので、最初の種となるゾウリムシは、購入しましょう
ゾウリムシのエサとなるエビオス錠も、大量に入ったものを買っておけば、ひと粒あたりのコストはかなり安いです。
【追記】用意するペットボトル容器ですが、凸凹したタイプは、ゾウリムシを増やしたあと、次に使おうとする際、
エビオス錠の残ったカスが溜まって、同じ容器でゾウリムシを培養しにくい場合があります。
そのため、炭酸飲料などが入っている、凸凹がないペットボトルで培養すると、繰り返し使えます。
ゾウリムシの増やし方
では、早速、ゾウリムシを増やしていきましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧︎
ゾウリムシの培養方法(増やし方)は、ものすごく簡単で、
2リットルのペットボトルに、2/3程度、水を入れます。


ペットボトルの中に、エビオス錠を1錠入れます。


2Lの容器に対して、エビオス錠が約1錠の割合になるように。
エビオス錠の入れたペットボトルに、ゾウリムシ(ゾウリムシが培養された水)を注ぎ込む


このとき、ペットボトルの口が三角状に狭くなる当たりで、注ぐのを止めます。
ペットボトルの口、いっぱいまで、ゾウリムシを入れないこと。
ゾウリムシを入れ終わったら、ペットボトルのフタを閉めて、上下に振って、混ぜ合わせる。
その後、ペットボトルには、ゾウリムシを作成した日付を書いておいてフタを外して放置




しておけば、ゾウリムシの培養は、終了!!
- ペットボトルにゾウリムシを注ぐときは、シェイク出来るように、隙間を残しておくこと。
- ゾウリムシを培養し始めた日をペットボトルに書いておくのは、培養してから5日目にゾウリムシができるため、日付を入れておくと、ゾウリムシがいるのか?いないのか?がわかりやすくなるので、書いておいて間違いありません。
- ゾウリムシの培養中は、ペットボトルのフタを外しておくこと。
ゾウリムシは毎日、シェイクすること!
そして、ココからが大事、ゾウリムシを増やすために、



必ず毎晩、寝る前にフタをして上下に振ってね〜
そうすると3日後ぐらいには…。
培養されたゾウリムシ
白い浮遊物を確認できるようになります。これが、ゾウリムシ୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛
ここで注意することは
- 寝る前にゾウリムシが入ったペットボトル容器を振り忘れてしまう。
- 培養中のペットボトル容器のフタを閉めてしまう。
ここに注意しておかないと、ゾウリムシが全滅しちゃいます。
ゾウリムシの培養で大切なことは、毎晩、寝る前に、シェイク(上下に振る)すること。そうすることで、ゾウリムシのエサであるエビオス錠と、空気が適度に混ざり、ゾウリムシが順調よく増えていきます。
培養したゾウリムシを目で見てみる



ところで、ゾウリムシって、どんな状態で存在してるのか?見たことあります??
2リットルのペットボトルで培養した、ゾウリムシを見てみると(*≧︎∇︎≦︎)
ゾウリムシを培養中のペットボトル
やや黄色く濁っているのは、ペットボトルの水。ゾウリムシは、白くて細かいやつね~
って、そもそも、ゾウリムシって、微生物だから、顕微鏡やルーペなどがないと、確認できないじゃーーーん(*」>д<)」オォ───イ!!
って、諦めるのは、まだ早い(*´艸`*)ァハ♪︎
部屋の電気を消してライトアップすると…
すげーー。
容れ物が、ペットボトル。
内容物が、ゾウリムシ
でなければ、完全にスノードームですね(๑˃͈꒵˂͈๑)
ゾウリムシが増えるときの注意点
ゾウリムシの培養中は、異臭との闘い
さて、簡単に増やせて、メダカの稚魚や針子のエサにも使える、ゾウリムシの培養に挑戦してみたくなってきました?
我が家のメダカ飼育では、毎日、ペットボトル、3本分のゾウリムシをメダカの稚魚や針子に与えているみたいなので、簡単に計算すると…
- 1日目→3本
- 2日目→6本
- 3日目→9本
- 4日目→12本
- 5日目→15本
最低でも、ペットボトル15本分のゾウリムシを管理していて、
毎晩、寝る前に、15本のペットボトルをシェイクすることになります。
コレは、メダカの世話をしないひろしゃんからすると、結構、大変な作業に感じるのですが



ゾウリムシをメダカの針子のエサにすると、生存率が、確実に高くなるんだよね〜
と言って、毎晩、毎晩、ゾウリムシが入ったペットボトルをシェイクする奥様。
まぁ、ひろしゃんが、毎晩ペットボトルをシェイクするわけじゃないですし、メダカのエサ代が浮くなら、イイかなぁ。と思うんだけど、常に、
ペットボトル15本が置ける場所を確保しないといけない
のは、我が家では、キツイところですが、まぁ、まぁ、そこも、2リットルのペットボトルが15本なんて、冬越しのために室内に入れられたメダカたち
室内で冬越し中のメダカ(2018年秋)
に比べたら、場所を取ることもないので、全然、イイんです(^~^;)


それより、もっと問題なのは、
培養中のゾウリムシは、とにかく臭いっっ!!
ゾウリムシがどのくらい臭いのか?
恐る恐る、
ーーー顔を近づけると。


(*」>д<)」ヒィィーーーっ‼︎
アンモニア臭に近いフワッとした匂いかと思うと、むせかえるような酸っぱい臭いがします(´Д`|||)
しかも、毎晩、毎晩、ゾウリムシを振るときは、か・な・り・ヤバイ!!
この異臭の原因は、ゾウリムシを培養中のペットボトルのフタが常に開いているから。なんです…。
じゃあ、フタを閉めてしまったら?
もちろん、ゾウリムシは全滅です( ̄▽︎ ̄;)
ここが、簡単に増えるゾウリムシを培養するうえで、最大、かつ、最高に悩ましい点じゃないでしょうか。
ゾウリムシは、外で培養できない??
だったら、室内ではなく、屋外で、ゾウリムシの培養をすればいいじゃん?
確かに、そうなりますよね。もちろん、ひろしゃん勇気を出して聞いてみましたよ。



ひろしゃん ゾウリムシの培養中の匂い、なんとかならないの?



外に出そうか?
(だったら、初めからそうして欲しい…) と言おうと思ったら…



まぁ、太陽の光に当たる環境だと培養が難しいみたいだけどね(๑˃͈꒵˂͈๑)
だって…。
それって、外に出すの無理ってことやんっ (*」>д<)」‼︎
ゾウリムシを長期保存するためには
そんなとんでもない異臭を放ちながら、倍々ゲームで数を増やすゾウリムシですが、もともと、メダカの稚魚のエサに使うために増やしてきたゾウリムシなので、
メダカシーズンがオフになる冬になれば、必要なくなるので、ゾウリムシを培養している時の異臭から解放されるのか?
と思いきや…、
▼2018年12月頃のゾウリムシを培養している部屋の写真


まだ、ゾウリムシを作ってるじゃん!!
(*」>д<)」オォ───イ!!



冬に入ったから、ゾウリムシ必要ないんじゃない?



使わないけど、ゾウリムシの種が無くなったら、また買わなきゃいけなくなるよ!
ゾウリムシの保存期間
確かに、手元にゾウリムシがあるのに、一度、ゾウリムシを作るのを止めて、次のメダカシーズンが来たらゾウリムシを購入して増やす。というのは、もったいない気がしますね。
メダカ飼育のシーズンである夏場は、ゾウリムシをメダカのエサとして、たくさん使うため、次から次へと作っては、メダカのエサとして使っていたので、
ゾウリムシを長期保存するなんてことは、考えてもいませんでした
が、
について、奥様に聞くと



何も手を加えずにゾウリムシを保存できるのは、約10日間ぐらいかな
メダカのシーズンオフは、11月頃~4月頃まで約6か月と考えると、放置しての長期保存は難しいため、夏場ほどの量ではありませんが、種となるゾウリムシを来年のメダカシーズンまで長期保存?維持するため、ゾウリムシの培養は、冬場も続けています。
冬場にゾウリムシを作らなくてもいい
でもやっぱり、冬場でもゾウリムシが培養されるときの匂いと生活しないといけないのか!!と考えると…。ここでふと思ったのは
ゾウリムシの種(元)が無くなったら、また買わなきゃいけなくなるよ!
と言っていましたが、
ゾウリムシの販売価格って、いくらなんだろうか??
さっそく、ゾウリムシの販売価格を調べてみると、
ペットボトル1本で、
500円😆
安い‼️
ということは、冬場にキツイ匂いを我慢しながら、ペットボトルでゾウリムシを作り続けなくても、ゾウリムシの種がなくなれば、
500円で購入して増やすのが
一番効率良い
ことに気がついてしまった💦
(((*≧︎艸≦︎)ププッ
あぁ。これで、年明けは、ゾウリムシの異臭がない家で過ごせそうですっっ(๑˃͈꒵˂͈๑)




まとめ
ゾウリムシの増やしかたについて書いてきましたが、上手く増やせそうですか??
多分、ゾウリムシをペットボトルに入れてセットするまでは、順調よく進むと思います。その仕込み終わったゾウリムシが入ったペットボトルを、室内で管理しながら、
毎晩、振って、
毎晩、異臭と戦う。
これだけ、できれば、間違いなくゾウリムシを増やすことができて、メダカ飼育の力になるハズです。頑張って、培養してくださいね。ちなみに、家の中でゾウリムシを培養する場合は、家の中で生活する人を説得してたら、必ず反対されますので、奥様みたいに、押し切ってしまいましょう(*≧︎∇︎≦︎)
ゾウリムシをメダカのエサに与える
ゾウリムシを培養し始めて、3日もすると、白い浮遊物が確認できるのですが、奥様は、ゾウリムシの培養開始から、5日目のペットボトルをメダカの針子や稚魚のエサとして使用しています。
ゾウリムシは、メダカに与える方法も簡単で、ゾウリムシが培養されたペットボトルをそのまま、メダカの稚魚が泳ぐ飼育容器へ、ドボドボっとしても、大丈夫。我が家の奥様は、スポイトを使って、ペットボトル容器から吸い上げたゾウリムシを与えていますよ(๑´∀︎`๑)
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